カキの殻に糸状体を植え付け、カキ殻糸状体として培養します。(毎年3月から9月まで)
海苔種が付いた網を1枚ずつにし、培養漁場に広げ、海苔芽が15cm~20cmに育ちましたら機械で摘んでいきます。
摘まれた海苔は、全形一枚分の量に分けて「みす」の上にのせ、四角い海苔の形にすきます。
大型の海苔製造機械で水分を取り、温風で乾燥し、乾海苔を製造します。
乾燥した海苔は破れや異物を選別し100枚の束にします。
1束100枚として持ち込まれた海苔の品質検査を行います。品質によって格付けした後、その地域の海苔共同販売場に出荷されます。共販所では全国の大手問屋さんが集まり入札会が開催され、必要な海苔の品定めをして競争入札による買い付けが行われます。
買い付けされた海苔は、味付けのり、焼きのりなどに加工され、容量と安全性を確認した後、スーパーや小売店などに出荷され、私たちの食卓に並びます。
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